もともとは和室でも寛げるようにと考えられた椅子です。主なデザインは長 大作氏によるもので、くだものの柿を半分に切った断面からインスピレーションされたという形が有機的で印象的です。広い座面であぐらもかけてゆったりできます。背と座面を支えるフレームがくるりとつながって一体になっていることにより、低い椅子にありがちな不恰好さをなくしています。座面の高さ２９ｃｍは脚を伸ばして座れて、立つのにも楽な高さです。場所をとらず持ち運びも楽です。後に同シリーズの立ち上がりし易い「中座椅子」も発売されました。